いぬのきもち
牧場へ行ったときの写真です。
明らかに笑っていますねv
犬にも表情があるのです。
ここでは、体のふとしたしぐさがどんな気持ちを表しているのかをみていきます。
カーミングシグナルとは
 もともと群れで生活していた犬達が、お互いの間にトラブルが起きないように使っていたボディーランゲージのこと。
自分や相手の興奮を落ち着かせたい時や、相手に敵意がないことを伝えるためのしぐさや行動のこと。
笑う(写真)
 口を開け、舌はあまり出さない。歯をむき出す子もいる(怒っているときと似ている)。なによりも、目がキラキラしている。
フセをする
   相手の興奮を落ち着かせたい時に出される。「自分に敵意がない」ということを伝える。
   お尻が上がっている時は「もっと遊ぼ!!」と興奮しているので注意。
体をかく
   後足でわき腹や首をかく。犬にストレスがかかっているときに、自分の気持ちを落ち着かせようとする。
体をふる
   ブルブルッと体をふることで、リラックスしようとしたり、自分の気持ちを落ち着かせようとする。
おすわりをする
   近づく相手に対して自発的にするおすわりは、「敵意はないです」というシグナル。
あくびをする
   眠くないのにあくびをするのは、自分の緊張や不安をほぐしたい、相手の興奮を静めたいとき。
伸びをする
   寝起き以外でする伸びは、緊張を解きほぐそうとしている。
唇をなめる
   自分や相手の緊張を抑えたい。
目線をそらす
   相手を意識して視線をそらすのは、敵意がないことを一所懸命に伝えようとしているから。
目を細める、まばたきをする
   目線を柔らかくする事で、相手に敵意がないことをアピールします。
ニオイかぎをする
   他の犬に遭遇したときに頻繁に床のニオイをかぐのは、自分の緊張や不安、興奮を抑え、相手に敵意がないことを伝えるため。
相手に対して弧を描いて近づく。
   まっすぐに相手に向かうのではなく、弧を描くのは、自分が緊張していたり、相手に敵意がないことを伝えるため。
相手に対して自分の側面を見せる。
   相手が近づいてきて、自分が横を向くのは、敵意がないことを伝えるため。

まとめ
 以上のように、ほとんどのしぐさ、行動が、相手に敵意がないことを伝えるためです。群れ生活をしていたころは、これが一番大事だったんですね。
散歩中、他の犬に出くわした時、しらない人会ったとき、「こんにちわ〜」「あら、かわいい!」と無理矢理近づいたり、近づけられたりすることがありますが、真正面にまっすぐ相手が近づく(自分が近づく)ことは喧嘩を売る行為です。相手の犬と自分の犬を緊張、不安にさせるだけで、自己防衛のために相手に噛み付く場合もあります。大変危険なので、やめましょう。
どうしても他の犬と仲良しにさせたい場合は、床におやつをまき、上に挙げた「ニオイかぎをする」行為に見せかけるとよいでしょう。
 ホントは、犬同士、仲良くなんてならなくてもいいそうです。仲良しになると、会ったときに嬉しくなって急に走り出したりして飼い主の言う事を聞きにくくなります。過剰に臆病なのも困りもの。他の犬がいても、知らん顔できるのが一番いいそうです。
クイズ「次のシチュエーション、犬はどんなきもち?」
ヒトのご飯を食べて叱った時に、犬があくびをした
  @ご飯食べたら、眠くなったな〜
  Aなんか言ってる・・・・
  B怒らないで
散歩中に出会ったほかの犬に対して、背中をむけた
  @キミなんてキライ。無視無視
  A興奮しないで、まずは落ち着こう
  B興味ないね
知らない人に出会ったとき、地面の床のニオイをかぎはじめた
  @ここに何か埋まってるぞ
  Aつまんないなあ。散歩再会しようよう
  B知らないヒト・・・緊張するなあ。
他の犬と遊んでいる最中に突然フセをした
  @ちょっと落ち着こう
  A疲れたからもう遊びたくない
  Bキミには飽きたよ・・・
他の犬に対して、弧を描くように近づいた
  @仲良くしよう
  Aクックック・・・逃げ道はないぞ・・・
  Bキミが怖いの。こっちに来ないで!
正解
  B
  A
  B 
  @
  @
この特集は、Benesse「いぬのきもち」を参考にさせていただきました。
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