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6/4動物病院日誌B 断尾、ついでに声帯切除のこと。
ようやく、カルテのPC入力を覚え始めたmoge。動物データに、診察日時やら会計を入力していきます。先日のコーギーの子どもたちのデータの会計、明細入力するところで、「断尾」がどの項目にあるのかわからず、先生にききました。その時にはじめて思ったんだけど、「断尾は虐待にはならないのか」ということ。

先生にきいてみると、「う〜ん、虐待といえばそうなるかもしれない」とのこと。

コーギーその他、断尾している犬種はあるけれど、尻尾を切らなければ重大な病気があるということはなく、やはり、その犬種の特徴、というか、デザインというか・・。

そういえば、先日コーギーが退院する際、飼い主さんが断尾はいつ頃がいいかと聞いていた時、奥さんが「2週間から20日くらいですけれど、尻尾のあるコもかわいいですよ」とやんわりと断尾回避をすすめてましたな。

断尾手術はするにはするけれど、先生はやはりあまりしたくないようです。
断尾手術をくわしく教えてもらいましたが、
@局部麻酔はするけれど、やはり痛いもの。
A尻尾の付け根あたりをブチンと切り、お尻に残った尻尾の骨を二つほど取る(尻尾切るときの骨切断の感触が気持ち悪い)
B血は勝手には止まらないので止血する
らしいです。
で、当院では1頭あたり、この断尾手術は5000円也。6頭で3万円也。

この飼い主さんがブリーダーなのか一般人なのかはわからないけれど、普通の一般家庭で普通に育てていくなら、断尾はしないでほしいなあ、と思いました。


ついでに、声帯切除のことも聞いてみました。「吼えてうるさいから、声がでないようにしてほしい」というなんとも動物を飼う資格がない人もこの世にはいるらしく(mogeの周囲ではまだそんな人はみかけないけれど)。
動物を飼う以前にその資格がないという解答はさておき、飼ってしまってからしつけに失敗、うるさいから声帯切除するよりしかたない、そうでなければ保健所行き、という問題もあるかと思います。そんな無責任極まりない飼い主宅にいるコには申し訳ないけれど、こんな時は声帯切除することで、飼い主との関係がよくなるのかな、とも思ってしまいます(新しい飼い主を探してくれるとありがたいけれど)。でも、声を失っても無声音(ヒーヒーというかすれ声)はでるし、気になる人にはそれもうるさいと感じるらしいですね。さらに、声帯は切除しても復活するらしく、根本的な解決にはならないのです。

先生いわく、声帯手術は
@二通りの手術があり、十分な麻酔はせず、
口を開けさせてちょっと麻痺するようなスプレーをシュッとかけるだけ、そしてペンチで声帯をブチブチと切る方法(昔はこれが主流)、もうひとつは、麻酔をして喉を切って声帯切除(最近はこっちが主流らしい)。
A
手術が終わっても、傷口はまだ癒えていないので、犬が吼えようとすると血を吐く。(獣医自身が精神的大ダメージを負う)

当院では声帯手術はお断りしております。(先生が自分で開院する前に勤めていた病院でも声帯手術は断っていたらしいです)
コレ聞いて、ほっとしたmogeです。

動物病院日誌A 7匹妊娠したコーギー
5月始め、病院に行くと、夕方の開院時間より前にコーギーの診察してました。
mogeは他の雑用しながら、先生とお客さんのやりとりを聞いていると、どうやら妊娠しているコーギーだそう。それも、レントゲンをとったところ、おなかに
7匹も!!普通は3〜4匹、5匹で多いくらいだそう。コーギーのおなか、横にものすごく出っ張っていて、歩くとヨッタヨッタしてる!出産予定は13日、あと1週間ほどあるけれど、「なんだか怖い」という飼い主さんの要望で、その日から入院することに。で、普通に餌あげたり(妊婦には幼犬用の栄養価の高いドッグフード)、診察室内の簡単な散歩などしてました。

(mogeがいる日の、診察時間内に出産になったらどうしよう・・・)と不安もありつつ、日がたちましたが、10日の月曜日の夕方行くと、すでに生まれていました。昨日の昼から夜中の2時までかかった、と奥さんがくたびれてました。
生まれたのは6匹。あとの1匹は・・・残念ながら、手術室のゴミ箱の、黒いゴミ袋の中にいました。たくさん産むほど、生き残る子は少ないということでしょうか。

ともかく、6匹の子どもたちと、お母さん犬は、その夜迎えにきた飼い主さん達とともに帰っていきました。

5月29日(土)動物病院日誌@ 糖尿病の犬
今日は、1ヶ月前からパートの勤め先の動物病院の話をば。

4月、5月は病院の繁盛期です。なんといっても フィ ラ リ ア の季節のはじまりだから。
そんなわけで、病気の動物以外も、健康なコもたくさんきます。

フィラリアの薬の飲み始めには、血液検査をするのが安全だそうで、昨年から薬を飲んでいたコはもちろん、昨年飲んでいないコもフィラリアにかかっていないか確認のために血液検査するわけです。(昨年薬飲んでいたコは検査しなくても別にいい)
で、先生が注射器で血液を取り、mogeがそれを受け取って細〜いガラス管に適量いれて遠心分離機にかける。血を見るのがこわいといってたmogeですが、お仕事と割り切れば少量の血液ぐらい平気ですなw。

診察台の消毒したり、床にうっかりオシッコされたら拭いたり、治療代請求したり・・・とまあ、雑用やらなんやらやってます。

あと、この一ヶ月でわかってきたのは、先生の3人のこどもが診療中にもたびたびちょろちょろすること(一階が医院、二、三階が自宅)、こどもを叱る奥さんが非常に怖い事(普段は普通の人です)、
先生の雪駄のかかと部分が少しめくれてること、時には.靴下が透けている事(かかと部分だったり、指の付け根あたりが)・・・。

そんなもんでしょうか(ぇー


4月には、糖尿病の犬がよく点滴をうちにきてました。mogeがそのこに出会ったのは2、3回くらい。mogeが病院に勤務する前から頻繁にきていたらしいです。元気だったころは30Kgほどだった体重が、その頃には18Kgくらいしかなくて、ものすごくガリガリでした。飼い主のおじさん、おばさんも、そのこを積極的に治療することを臨まずに、食べたい物を好きなだけ、というスタンスで過ごしてきたようですが、大好きなハムもあまり食べないと言ってました。点滴は、脱水症状になるのを防ぐため、多少なり栄養補給するために留まってるようでした。
そのコ達が帰ってから先生と話したんですが、「インスリン注射や食事療法はしない」という話し合いになっているそうでした。おいしくない医療用ドッグフードよりも、その時がくるまで好きなものをたべさせてやりたい、という飼い主さんの要望だそうです。
「人間の食べ物をやるから余計に糖尿病になりやすい」ということは承知でも、すでに重度のペットの飼い主に「それみたことか」みたいなことは言えないですし。病気になる前なら言えることが、病気になってからは言えないこともある、と思いました。



そして、5月に入ってからそのコは来院してません・・・・・。 



5月19日(水)美容院へ
最近、床に寝そべり、ハッハッハッハと息をつくさくら。
暑いんでしょうか。

ということで。


美容院に送り出しました!

全身柴カットを所望。あと、つめ切りもw


柴犬は、ダブルコート(外毛の中に綿みたいな毛)があり、シングルコートのさくらがそのまんま柴カットにするとちょっとおかしいということで、柴よりちょっと長めの短毛にカットしてもらう予定です。あと一時間したらお迎えに。
どんなになってるでしょうか・・・。




そして、お迎えに!!


さくらたんはどんなに・
・・・・





      
う〜ん、写真写りはいいほうなのねぃ・・・・。





耳がこんなにおっきくなっちゃった!!(マギーシンジ風に)



おっさんが帰ってきていわく、






「誰だ貴様は」



まあまあ(なだめつつ)、大きな耳と黒いお鼻、なんだかミッキー○ウスみたいねvと言いつつも、「もう顔のカットはすまい・・・」と心に決めるmogeですた。

トリマーさんが下手くちょなんじゃないよ、さくらさんがショートに耐えられなかったダケ・・・・。

5月12日(水)
5月ももう半分近く来ちゃった(汗)さくらは元気です。

そうそう、GWに牧場へ行ったときのこと。

5/2のおはなし。
無事に牧場につき、まずは牧草ひろがる斜面に敷物ひろげ、お弁当食べてたんです。さくらにはさくら用のドッグフードとお水を用意して。フードも食べずに牧草のにおいをかいだり、おちてる小枝をかんで遊んでたさくら。

moge達がお弁当を食べ終わるあたりでさくらの様子が急変!口を一所懸命開け、えずいてるような感じでその場で固まってる。口からは唾液があふれ、明らかにおかしい。
こわくなって、荷物を片付け、牧場を後にする。山の上なので、くねくねと曲がりくねった道を降りながら、近くの動物病院を必死で考えるけどもどこも思いつかず。あたりで探すよりも、行きつけの(バイト先の)病院に向かう方が早いと判断して、車をとばすおっさん。さくらはというと、mogeの膝の上でおとなしくしていて、時折口をおおきく開けて何かを吐き出そうとしてる様子。山を降りながら、動揺しながらも、喉につまったわけじゃないと思い、少しだけほっとしました。
病院につくと、日曜の診察時間は終わっているものの、他の患者さんがいて、なにやら犬の出産の手術をしているらしい。ここまでくると、さくらは落ち着いてるし、喉につめたわけでもないので、待合室や、病院の外で待ってました。
1時間弱くらい待って無事赤ちゃん犬が生まれて、帰っていったので、ようやくさくらの番。

先生に口の中を見てもらったけれど、何も見つからず。診察結果は「口に小枝か何かがひっかかったけど、ここへ来る途中で取れたんじゃないか。でもまだ口に違和感があるからえづくんじゃないか」と。

ひとまず安心し、このあとドッグカフェに行く気も失せ、そのまま帰宅。
帰宅してからもちょくちょくえずくようなそぶりを見せるさくら。
で、2,3時間後に、ポッとでてきましたよ。



小枝が。




5センチくらいの小枝。やっぱり口の中に入っていたようです。
先生は頬の内側に指をつっこんで見てくれたけどみつからなかった小枝。おそらく舌の下とかにはさまってたのかな。

小枝がとれたあとのさくらはとても元気でしたとさ。めでたしめでたし。

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